私が初めて見たハゲの映画スター(略してハゲスター)が、ユル・ブリンナーです。
映画「王様と私」をテレビで見て知りました。
ユル・ブリンナーは、うちの母親がファンでありました。
ウラジオストック出身のスキンヘッドが似合う渋い俳優です。「王様と私」は1956年のアメリカのミュージカル映画で、ユル・ブリンナーはシャム国の坊主頭の王様の役でありました。
実は剃っていただけで、AGAというわけではなかったみたいですが。
お話の筋は、お后をなくしたシャムの王様が、王子の教育係にイギリスの女性家庭教師を雇うという話です。(アダルト映画じゃありません。)
お互いのカルチャーショックがコミカルに描かれております。
なんといっても有名なのが、劇中に歌って踊られる「シャル・ウィ・ダンス」ですね。これは周防正行監督の「Shall we ダンス?」でも使われた歌であります。
その映画を見て、うちの母親は社交ダンスを始めてしまいました。
映画と見ていただくとわかりますが、ハゲのユル・ブリンナーは凛としてかっこいいです。
ハゲこそ王の証、ハゲこそ正義、そんな感じです。勇気づけられますよ。