湯シャンで薄毛対策

石油系のシャンプーで、やたら毎日毎日洗髪をすることが、薄毛・ハゲの原因であり、いっそシャンプーもリンスもやめてしまったほうが、髪の毛には良いのである！　という説を信じて、湯シャンにしました。

あれから、もう一年経ちます。

さて、その気になる変化はどうだったでしょうか！？

湯シャンの方法

湯シャンの方法は、まず、お風呂に入る前に、抗菌処理のしていない櫛でよーく髪をとかします。頭の皮膚から湧き出る、天然の脂を髪の毛に行き渡らせるためです。（梳かすほどの髪がない人は、この部分省略）

それからお風呂に浸かって、十分体を温めたところで、髪の毛をザーッと流して汚れを落とします。汚れが落ちないような気がするときは、天然繊維のタオルで優しく拭きましょう。

指先で皮膚を優しくモミモミするのも、頭皮が柔らかくなって良いようです。爪を立ててゴシゴシしないように注意。

湯シャンの効果

キツイシャンプーで過酷な状況に晒されていた頭皮は、脂不足になっていたり、逆に皮脂過剰になっていたりします。

これを本来の正常な天然の状態に戻すまでには、ある程度の期間が必要です。

湯シャンだけでは、べたついたりフケが出たり、かゆくなったりして気持ち悪いと思いますが、ここは我慢。ひと月もすれば、それほど脂ギッシュでもなくなります。

これは頭だけではなく、体全体にも言えることで、はじめは、臭くなったり、脂でギトギトしたりするんですが、ずーっとシャンプーも石鹸も使わないでいると、湯シャンだけで十分綺麗に、爽やかになれます。

私も、湯シャンに変えてしばらくすると「クサイ」とか言われるようになりましたが、そのうちそうでもなくなりました。（周囲の人が慣れた可能性もありますが。）

湯シャンで髪が増えたか？

で、問題の髪の毛の量ですが、実際のところ一年たってもたいして改善されたような気はしません。

私の場合、頭頂と後頭部が薄いのですけど、相変わらず薄いです。横の部分は割といい感じで生えてきますが、髪の毛の伸びるペースに差があるので、全部バリカンで丸坊主にしております。

しかし、ツルピカハゲにはなっておらず、薄毛キープです。

そんなに生えてもきませんが、抜けてもいないという感じですね。

だから、シャンプーをやめたらハゲるかも、という恐怖、呪縛は、全然ありません。どうせ同じなら、使わないほうがコスト削減と言えましょう。