少林寺のリー・リンチェイ

今はハリウッドスターなんぞになって、髪の毛フサフサのジェット・リーが、一番輝いていたのが少林寺シリーズの頃のリー・リンチェイです。(私の中では。)

ブルース・リーやジャッキー・チェンも大好きでしたが、リー・リンチェイの少林寺カンフーはちょっと別格でありました。

少林寺シリーズ第3作目の「阿羅漢」は映画館の大スクリーンで見まして、たいそう感激したものです。

中学生の頃、ジャッキー・チェンの真似をしようと頑張ってましたが、リー・リンチェイの真似は、しようとも思いませんでした。

動きが人間離れしすぎていて。

でも、たいそう憧れまして、高校生になった時、少林寺拳法部に入ったのでした。

少林寺拳法は中拳士三段を取るほどまで頑張りましたが、それでもリー・リンチェイのカンフーアクションには及びもつきませんでした。

あれから苦節20年。

ようやく追いついたのが、ヘアスタイルであります。私も丸坊主が似合う男に成長いたしました。

と思ったら!

ジェット・リーなんて名乗って、フサフサになりおって!

リー・リンチェイの坊主頭は剃っていただけで、私のは天然AGAです。似て非なるものですね。

ちなみに少林寺の坊さんが額に線香でつけた根性焼きみたいな跡は、戒(やまいだれに巴)=「かいは」というそうで、出家した僧の額に焼印をした風習だそうです。

修行して偉くなるほど数が多くなるそうで、最高12個だそうです。

もはや、どうでもいい話ではありますが。