薄毛・脱毛の原因は日頃の間違ったヘアケアにあった

実はハゲは人災なのです。

遺伝や加齢もありましょうが、自然に逆らった余計なことをしているせいで、毛が抜けていっているという事実があります。

どうみても髪の毛のお手入れをしてなさそうな、ホームレスのおじさんが、フサフサ(というかボーボー)だったりするのは、どうやら髪に悪いことをしていないからのようです。

髪に悪いことってなんでしょう。

まずは、皮脂の落としすぎがあります。よくヘアチェックで拡大画像を見ると、皮脂が詰まっていて毛が細いと言われるものですが、皮脂をすっかり落とすというのは、不自然です。(細い毛があるのは、これから生えてくる毛なので異常ではありません。)

私は、これで散々騙されてきたような気がします。

fusafusa

(こちらフサフサ剛毛の私の友人の頭皮写真。皮脂はあるし、細い毛もあります。)

そもそも、皮脂は皮ふの保護のためにあるもので、水分を蓄え乾燥から皮膚を守っています。油と違って酸素は通過させますので、皮膚呼吸もできています。

皮脂をすっかり落としてしまうと、乾燥して、皮膚が傷みます。すると人体は、皮脂が足りない!と判断して、ますます皮脂を過剰に生み出そうとします。多くなりすぎると今度は脂ギッシュになり、角化異常など皮膚のトラブルになり、毛の育成が阻害されます。

だから皮脂は適度に分布されるようにしておく必要があります。

洗浄力の強すぎるシャンプーのしすぎはよくありません。頭皮の汚れを落とす程度にとどめておくのがおすすめです。シャンプーのすすぎが不十分で頭皮に残っているのも、よくないです。

シャンプーはその成分が、皮膚や髪に染み込まないうちに短時間で済ませましょう。目的は皮膚の汚れを落とすことです。

洗髪後、髪がきしんだりパサパサするようなシャンプーは強すぎです。皮脂が増えてくるというのも、カラダが異常事態を感じているからです。

石鹸も、アルカリ度が強く洗浄力が強いです。殺菌効果のあるものは、身体を守っている常在菌まで死滅させるので、これまた良くないようです。

シャンプーの時に、ブラシなどでゴシゴシ皮膚をこすると、ダメージになります。湿疹ができたり毛細血管まで傷ついたりします。

あんまりモミモミしすぎるのも、皮膚の細胞を破壊します。マッサージもほどほどに。叩くのも良くないです。

私はどれも激しく実行していましたけど、首から後頭部にかけて炎症になっていました。皮膚科で薬をもらって塗っておりました。

自分ではストレスのせいだと思ってましたが、間違ったヘアケアも原因のうちだったのかもしれません。

薄毛と薬害

薬といえば薬害もあります。飲んだり塗ったりしている薬は、身体を巡り巡って、頭皮に残留して髪の毛の発育に悪影響を与えます。

よく、毒殺されたガイシャの髪の毛からヒ素が検出された、とか、髪の毛で覚せい剤の検査という話は聞きますね。体内の不純物や毒素は、髪の毛と一緒に排出されるようにできており、一番ダメージを受けやすいところとも言えるようです。

抗癌剤の副作用はよく知られるところですが、アトピーやニキビなど皮膚治療の薬や、健康食品の過剰摂取の悪影響ということもあるようです。

(参考:発毛・育毛の新常識 東田雪子)

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