ハゲは頭の皮が硬いといわれます。
頭が硬いのではありません。頭皮の話です。
ちなみに私は、頭はけっこう現代的で柔らかいと思っていますけど、頭皮は硬いと指摘されたことはあります。
フサフサの人の頭皮は柔らかく、あたかも、ほっぺたのように動きます。
ハゲの人の頭皮は硬く、ほとんど動きません。血行が悪く、皮膚が老化していっております。
フサフサの人は頭の皮は動くのがアタリマエ、ハゲは動かないのはアタリマエ、と思っており、両者には大きなギャップがあります。
ハゲとフサフサが理解しあえない部分です。
で、頭皮を柔らかくするにはマッサージが良いのですが、やり方によっては逆効果になります。
あんまりゴシゴシこすると毛を引き抜いてしまいます。摩擦はいけません。また、爪を立てると肌が傷つきます。
刺激はよろしくないのです。ブラシで叩くというのもよくありません。
マッサージは、指頭を頭皮にくっつけて、小刻みにやさしく、揺り動かしましょう。固くなった頭皮が一気にや柔らかくなるはずもなく、あせらずちょっとづつがよいですね。
毛細血管が潰れるほど強く揉むのもいけません。
脂ギッシュは気にしない
また、シャンプーをしながら長時間マッサージするというのも、おすすめではないです。シャンプーは頭皮の汚れを落とすためのもの、頭皮に染みこんでいくのは害です。
洗いながらでないと、指が脂ギッシュになって気になるかもしれませんが、皮膚に脂があるのはアタリマエでして、多すぎるのは、不自然に皮脂を取り除こうとしたことへの人体の抵抗です。
過剰な間違ったケアをしなければ、皮脂の量は正常になり、そんなに気になるほどではなくなります。
脂分に関しては、私も実体験をしておりまして、シャンプーを一切使わないようにしたら、ぜんぜん脂ギッシュじゃなくなりました。ただし、3ヶ月くらいはかかってます。
薄毛やハゲで悩む人は、いろんなケア方法を試したことと思いますが、逆効果の髪を傷めつけるようなケアをしている人が多いようです。
過激な手段に慣れている人は、優しいマッサージなど頼りなく感じることでしょうけど、育毛は時間のかかることです。
焦らず腐らず諦めず、年単位で考えて気長にやりましょう。