私のハゲ履歴書 2

硬派な私は、髪型なぞ気にしない!と思っておりました。

髭剃りの時に鏡を見て、ちょっと前髪が少なくなったなあ~とは思ったんですけど、危機感を持つほどではありませんでした。

しかし、問題は、自分では見えない後ろ頭でした。

とうとう気づいてしまう日が来てしまったのです。

それは、エレベーターの天井についている鏡であるとか、電気屋においてある展示品のビデオカメラのモニターでありました。

映しだされる自分の後ろ姿に、どれだけ驚愕したか、わかっていただけると思います。同士よ。

「なんじゃ、こりゃ~!」と往年の松田耕作のように、私は叫びました。

で、散髪屋のおっちゃんもあんまり頼りにならんし、ここはかの有名な「アデランス」に相談に行ってみよう! と思ったのでありました。

アデランスって、カツラのイメージですけど、増毛コースもあるのです。

自宅から徒歩圏内にありましたもので、月に1回だったか2回だったか通いまして、ヘアチェックしてもらってアドバイスとマッサージをしてもらってました。

アデランスでは、けっこう高いシャンプーと育毛剤も購入しまして、さらにビタミンCでシャワーできる機械や、テレビを見ながらでも自動で頭をマッサージできるという、なんだかハタからみたらマヌケな機械も購入。

1年ほど通いましたが、自宅であれこれ地道に続けることができず、通うのもめんどくさくなり、増毛コース継続も結構な費用がかかるので、断念。

マッサージは気持ちよかったし、髪の毛もちょっとは増えてきたような気もしますが、それほど劇的にということもなく、いずれはカツラかな、と思ったりしたのでした。

アデランスをやめると、やっぱり薄毛は進行し、行きつけのバーのみなさまからは、お誕生日プレゼントにリアップをいただく始末。

嬉しいやら悲しいやら。

企業の広告の展示会で、育毛会社のブースの前にたたずんでいたら、育毛剤のサンプル商品を黙ってくれました。

嬉しいやら悲しいやら。

リアップは、どうも抵抗があって、あんまり試しておりません。育毛会社のは、M-1ミストという育毛剤でして、栄養補給じゃなくて、頭皮の分子をどうにかするというメカニズムに惹かれて、試してみました。

なんとなく改善したような気もしますが、こちらもじっくり続けるという根気がなくって、2本空にしたところで継続を断念。

もう、増やすという発想を逆転させて、いっそ、丸坊主にしようと思いまして、バリカンを買ってきました。

散髪代もかからず経済的。

DSCF4503

バリカンで丸坊主にすると、髪の毛がよく生えてくる部分と、生えてこない部分の差が明確になって、悲しくなれます。

最初は、未練たらしく6mmでカットしておりましたが、6mmはかえってハゲてる部分が目立ちます。

3mmがよいです。

テレビでやっていた映画「トランスポーター」をみて、ジェイソン・ステイサムに勇気づけられたのはこの頃です。

育毛シャンプーも育毛剤も空になり、どうしようかな、と思った時に出会ったのが、湯シャンで髪の毛が増えるという本。

シャンプーで脂分を落とすというのは、自然に反する、自然が一番髪の毛にも皮膚にもいいんだ、という内容に、そうだったのか! と刮目いたしました。

そして、さらに経済的な生活になっていきますが、髪の毛は増えていくのでしょうか!

つづく。

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