遺伝するハゲ しないハゲ

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ハゲは遺伝するといいますが、私の父親はハゲてはおりません。

祖父は、若くして戦死したので、ハゲる運命だったのかどうか、わからないです。

母親方の祖父は、みごとなハゲでした。横と後ろだけ残した、AGAハゲです。そして、その長男である伯父さんも同じようなハゲであります。

さらにその息子、つまり私のいとこですが、次男の方が、額から来ております。年齢は40代です。

ですので、身内だけで考えていると、ハゲは遺伝のようでもあるし、そうでもないようでもあるし、よくわかりません。
しかし、私のハゲ方と、いとこのハゲ方では、やや違いがあるようです。

私はどちらかというと、額ではなく頭頂部からのハゲであります。鏡で見ても、うむ、禿げてない、大丈夫、と思っておったのです。

それが後ろ頭の写真を見て、ガーン! ショック!

対して、いとこは額ですね。向かい合うと、むふふ、と思わず微笑んでしまいます。

どうやらハゲには遺伝するハゲと、遺伝は関係ないハゲがあるようです。

床屋さんが考える遺伝とハゲ

私のように身内だけで比較しているのではない、36年間17万人の頭を触ってきたという床屋さんの研究によると、額からくるハゲは遺伝し、てっぺんからくるハゲは、遺伝ではない、ということです。

てっぺんからのハゲは、ストレスや生活習慣が原因で、頭皮の血液循環が悪くなり、頭皮が酸欠して赤茶色に固くなって髪の毛が弱ってくるとのこと。

兆候としては、頭のてっぺんがブヨブヨ柔らかくなってきます。頭のてっぺんの「百会」のツボを押しても痛くなく気持ちがいい、これがてっぺんハゲの前兆です。

生活習慣を改善し、マッサージなどで頭皮のケアを適切に続ければ、回復する希望があります。

逆に頭皮が頭蓋骨の上に皮一枚だけ、というような硬さの場合は、頭皮と骨の間にあるべき筋肉が萎縮してしまって、血液の流れが悪く、髪の毛に酸素と栄養分が辿りつけないという状態になっています。

額から、上の方に上がってツルツルピカピカになってきます。30代に一気に禿げ上がるケースが多いようです。

早いうちからのケアが大切になります。

医学的研究ではなく、床屋さんの経験からの意見なので、ああ、おれは遺伝だ、もうおしまいだ、と落ち込んだり、遺伝じゃないから希望がある! と、ぬか喜びするのもどうかと思いますが、親戚関係を思い起こして、今後の人生を考えてみるのも良いのではないでしょうか。

(参考:床屋さんが見つけた超発毛 育毛の法 徳富知厚 青春出版社)

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