AGAというのは男性型脱毛症です。前からくるM字ハゲとか、上からくるザビエル型のハゲがそうです。男性ホルモンが関係しているといわれます。
ホルモンのややこしい化学変化のプロセスは、知ったところでしょうがないのでここでは書きませんが、男性のハゲの大半はAGAです。
後ろ頭の毛が残るのは、男性ホルモンの影響を受けにくい部分だからということです。
髪の毛は本来2年~6年かけて成長するものですが、AGAの髪の毛は数ヶ月から1年で抜けてしまいます。育ちきらないうちに減っていくので、額や、てっぺんが薄くなっていくのですね。
AGAの進行した最終進化形態が、サザエさんの波平さんや、手塚治虫のマンガに出てくるヒゲオヤジ、宇宙戦艦ヤマトの佐渡酒造ドクターです。
こう見ると、AGAも悪くないような気がします。主役を張れますね。
ただ、この域に行き着くまでが問題です。私も20代後半からキテましたが、そのころはやっぱりあれこれ悩んでクヨクヨしたものです。
ですので、20代、30代の人に、坊主にせえ! などとはとてもいえません。40代でもまだ抵抗したいでしょう。50代だと…、もういいんじゃない? という気もしますが。
最近人気のAGAといえば、トレンディーエンジェルのお二人ですね。
斎藤さんは1979生まれの37歳、たかしは1986年生まれの30歳。漫才も面白く、歌もうまい。たかし君は、えらいカワイイ彼女もいるということで。
ああなると、ハゲも芸の内です。
AGAは命に別状があるようなものではないし、開き直って、人生楽しんだらいいんじゃない?という気もしますが、しかし、AGAは実は生活習慣病と関わりはあるようです。
AGAだから病気になるのではなく、生活習慣病の要素が、髪の発育にも悪影響を与えているという話です。
つまり、食生活や、睡眠や運動、ストレスというような要因です。根本的なAGA治療は、生活習慣病の治療にもなります。
ひとりでくよくよ悩んでいるなら、AGA治療クリニックに相談するのが良いです。