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ハゲと帽子と私

ハゲの私は、帽子の着用率が高いです。帽子がないと夏は直射日光に晒され頭皮が焼けますし、正面に立った人からはまぶしいと目を細められます。

冬は冬で、頭が寒いです。帽子なしでは、つらいですね。

帽子をかぶるとハゲは隠れますが、ここでは、ハゲが好印象を持たれるアイテムとしての帽子の使い方を考えましょう。

私がもっとも印象深い帽子のハゲは、妖怪人間ベムです。テレビドラマじゃなくて、昔のアニメの方です。

彼は迫力ありますね。黒のソフト帽が渋いです。帽子をとった時のスキンヘッドは、幼い私には衝撃でした。

隠されたハゲというのは、チカラがあります。ギョッとします。あんまり好印象とは言いがたいでしょう。

髪の毛が少ない人は、帽子をとった時に人に与える影響を考慮に入れておいたほうがいいと思います。

私は、カワイイハゲを演出したいので、ハンチング帽とかニット帽を愛用しております。

丸坊主の私は、ハンチング帽をかぶっておりましても、耳の前とか襟の上とかがザラザラしているのが見ええますので、なんとなくハゲの予告はできております。

これが冬にニット帽を深くかぶっておりますと、中身が坊主なのか長髪なのかわかりません。

突然、素の頭を晒すと、見る者を戸惑わせ、妙な気遣いをさせてしまいます。具体的には目が泳いだり。

フォーマルな場でニット帽はとりはずすことになると思います。そういったことも念頭において、帽子については意識しておくのが良いでしょう。

私はいつも、最初に出会った挨拶のときに、帽子を外しておじぎをすることにしています。

ニット帽の時は、服装もだいたいラフなスタイルではありますが、帽子をとって挨拶することで、礼儀正しい印象を持ってもらえますし、こちらがハゲという予備知識と免疫を、相手に与えておくことにもなります。

すると、その後の人間関係は、妙な気遣いをさせることもなく、スムーズになります。

薄毛とかハゲの人って、ややもすると、自分がどう見られているかに意識がむくものですが、そうではなくて、自分のヘアスタイルが周りの人にどんな影響を与えているのかを意識しましょう。

人をなごませるハゲであるなら、より和ませる演出を心がければよいです。人生楽しくなります。

私の帽子コレクション。

ベムのタイプは持っておりません。

ハゲスター

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